最終更新日:2026年10月11日
飲食店のメニュー翻訳|料理名・食材の伝え方と多言語メニュー制作【2026年最新版】

飲食店のメニュー翻訳では、料理名を外国語に変えるだけでなく、「どんな料理か」「どれくらいの量か」「どう注文するか」を伝えることが大切です。店内で食事を選ぶお客様は、料理名の由来よりも、主な食材、調理法、セット内容、価格や追加条件を知りたい場合があります。日本語の短い名前だけでは、その情報が十分に伝わらないことがあります。
ファーストネットジャパンのファーストネット翻訳サービスでは、44言語・方言の翻訳に対応し、紙面への文字入れなどDTPも相談できます。原稿の内容と使い方を確認して、翻訳範囲、品質プラン、納品形式、料金をご案内します。この記事は店舗の運営担当者向けに、原稿の整理から多言語メニューの制作、店舗確認、季節商品の更新までを説明します。
翻訳のご相談・お見積もりはこちら
- 1998年創業・官公庁や企業に対応
- 44言語・方言に対応
- 2つの品質プランをご用意
- 納品後3か月無償修正に対応
翻訳からWeb制作・DTPまで対応
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メニュー翻訳の目的は、お客様が料理を選べること
読みやすい外国語メニューは、料理の特徴と注文条件をつなぐ案内です。日本語メニューに慣れたお客様なら省略しても理解できる情報が、初めて来店する外国語のお客様にはわからないことがあります。たとえば「定食」「お通し」「大盛り」といった言葉は、料理名を訳すだけでは料金や提供内容まで伝わらない場合があります。
翻訳を始める前に、店舗で実際によく聞かれる質問を集めてください。「ご飯は付くか」「一人前か」「辛さは選べるか」「注文してから時間がかかるか」などです。これらを日本語で明確にしたうえで外国語にすると、スタッフの説明とメニューの記載が一致しやすくなります。翻訳のために事実を追加する場合は、必ず店舗側で内容を確定します。
旅行者向けの読み取りアプリと、店舗が配るメニューを区別する
旅行中に料理の概要を知るためのカメラ翻訳と、店舗が責任を持って提示する外国語メニューは、目的が異なります。お客様が画像翻訳で読む場合は、料理の特徴や価格を推測する補助として使うことがあります。一方、店舗が作成するメニューは、注文内容や案内条件の根拠になるため、原稿・訳文・最終紙面の確認まで必要です。
無料のメニュー作成ツールを検討する方法もあります。東京都の「EAT TOKYO」では多言語メニューの作成例を紹介し、料理写真や量、温冷、原材料の案内などを示しています。定型の料理名を使う場合は役立ちますが、独自の料理、ブランド表現、店舗固有の注文条件まで、適切に伝わるかを確認してください。利用条件や使える機能は提供元で確認します。
料理名は「名前」と「短い説明」を分けて考える
ローマ字表記だけで伝わるとは限らない
料理名をローマ字で残すと、日本料理としての名前や店舗の個性を保てます。ただし、その料理を知らないお客様には、名前だけでは食材や調理法がわかりません。日本語名を残すか、一般的な外国語名にするか、名前と説明を組み合わせるかを、料理の認知度と紙面のスペースに合わせて決めましょう。
説明は、原稿で確認できる主な食材と調理法を中心に短くまとめます。「揚げる」「蒸す」「焼く」の違い、「温かい麺」と「冷たい麺」の違いなど、食べる前に知りたい情報が有効です。こだわりの産地や製法を加える場合は、現在の仕入れや調理内容と一致するかを確認します。翻訳側で料理の材料を推測して補うことは避けてください。
| 原稿で整理する項目 | 内容の例 | 店舗の確認事項 |
|---|---|---|
| 料理名 | 正式な商品名、外国語の既存表記 | 店内、Web、予約サイトで同じ名称か |
| 主な食材 | 肉・魚・野菜、だし、ソースなど | 実際のレシピや仕入れと一致するか |
| 調理法 | 焼く、煮る、揚げる、蒸すなど | 誤解しやすい料理に説明があるか |
| 量・提供単位 | 一人前、個数、セット、シェア用 | 写真の数量と販売単位が同じか |
| 変更・追加条件 | 辛さ、サイズ、追加具材、別料金 | できる変更とできない変更が明確か |
料理の特徴を説明する架空例
以下は表現方法を示す架空例で、実際の店舗のメニューや食材表示ではありません。「きのこの炊き込みご飯」を英語で案内するとき、料理名の音だけを表すより、内容が合っていれば「Rice cooked with mushrooms」のように調理内容を説明できます。ただし、だしや調味料、他の材料まで含めた完全な原材料表示にはなりません。
「鶏の唐揚げ」を「Japanese-style fried chicken」と説明する場合も、骨付きか、何個か、ソースが付くかは別の情報です。メニューに必要な説明を店舗が決め、翻訳原稿へ入れてください。実際の料理に使う説明は、原材料、調理法、提供方法と一致することを確認してから採用します。自然な英語に見えることと、店舗の料理を正確に表すことは両方必要です。
食材や食事制限の案内は、店舗が確認した情報を訳す
食物アレルギー、宗教上の食事制限、ベジタリアンなどに関する案内は、お客様の判断に関わります。料理名から材料を推測したり、肉が見えない料理を自動的に菜食向けと判断したりしないでください。だし、調味料、ソース、付け合わせ、市販の加工品なども含めて、店舗が把握した内容を原稿にします。
原材料の説明と「食べられる保証」を分ける
「豚肉を材料に使っていない」という説明と、特定の認証や食事制限に対応した料理であるという表示は同じ意味ではありません。使用材料だけでなく、調理器具、厨房の運用、仕入れ商品の情報などが関わる場合があります。ハラール、ヴィーガン、アレルゲン不使用などの言葉は、店舗側が表示できる根拠と意味を確認したうえで指定してください。
翻訳会社が、レシピから安全性や認証の有無を新しく判断するわけではありません。食品に関する判断は店舗の責任者や必要な専門家が行い、翻訳ではその確定した案内を別の言語へ伝えます。注意書きを付ける場合も、店舗で説明できる内容にそろえ、事実が未確認のまま安心を約束する文章にしないことが大切です。
ピクトグラムと本文の意味を合わせる
食材を示すアイコンは、見た目で情報を探す助けになります。ただし、アイコンの意味が「材料を含む」なのか「除去できる」なのか、店舗とお客様が同じ理解をできるようにする必要があります。原材料のアイコンと、アレルゲンの説明、厨房に関する注意書きを混同せず、凡例と本文の両方を確認しましょう。
仕入れ品の変更で原材料が変わる場合は、外国語版にも変更を反映します。日本語版だけ直し、外国語版は古いまま配布すると、店舗の案内が一致しません。食材関連の記載は、メニュー更新時に料理名や価格と同じく優先して照合する項目に入れ、誰が情報を確定するかを決めてください。
価格・セット・注文ルールまで翻訳範囲に入れる
料理の説明が自然でも、注文条件が不足していると接客時の確認が増えます。価格に何が含まれるか、追加注文の単位、セットの選択方法、注文可能な時間帯、品切れ時の扱いなど、店内で提示している条件を確認します。税やサービス料の表記も、店舗が実際に採用している表示と一致させてください。
コースやセットでは、料理の一覧だけでなく、人数条件、予約の要否、選べる品数、飲み物の範囲、追加料金が発生する変更などが必要になることがあります。「飲み放題」「おかわり自由」「二名様から」は、それぞれ対象と条件を明示します。日本語版で説明を省いている場合は、外国語にする前に原稿を整えましょう。
- 料理名と説明、個数や人数、写真との対応
- 価格、追加料金、サイズ変更、セットに含まれるもの
- 注文できる曜日・時間帯、数量限定、予約条件
- 品切れや材料変更がある場合の案内
- 店内利用・持ち帰り・デリバリーで異なる条件
- 注文方法、QRコード、スタッフへの確認が必要な事項
「おすすめ」「人気」といった表現も、店舗が実際に使う案内に合わせます。翻訳の際に売上順位や受賞歴を追加する必要はありません。看板料理なら、その特徴を具体的に説明するほうが、お客様の選択に役立ちます。料理の魅力を伝える表現と、事実を誇張する表現を区別し、根拠のある内容で原稿をつくってください。
翻訳のご相談・お見積もりはこちら
- 1998年創業・官公庁や企業に対応
- 44言語・方言に対応
- 2つの品質プランをご用意
- 納品後3か月無償修正に対応
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翻訳する言語は、実際の来店客と運用から選ぶ
多言語メニューを作るときは、一度に多数の言語を増やすより、来店客、予約時の問い合わせ、周辺の宿泊施設、スタッフの対応状況などを参考に優先言語を決めます。英語で案内できるお客様が多いか、中国語の簡体字と繁体字のどちらが必要かなど、店舗の状況に合わせて選びましょう。
言語が増えると、翻訳費用だけでなく、紙面の設計、内容確認、季節ごとの更新にも作業が増えます。一枚に複数言語を並べる方式、言語別に冊子を作る方式、QRコードでWebへ案内する方式では、使いやすさと更新方法が変わります。外国語を読めるスタッフがいない場合でも、商品番号で日本語版と対応できる仕組みを用意すると接客で使いやすくなります。
料理IDを付けて、日本語版と対応させる
料理名や掲載順が変わっても同じ商品だと判断できるよう、管理用のIDを付けます。たとえば「M001」「M002」のような番号を原稿表に用意し、日本語名、外国語名、説明、価格、写真ファイル名を同じ行へまとめます。紙面へ番号を表示するかはデザインに合わせて決め、少なくとも制作データには対応関係を残しましょう。
セットに含まれる料理と単品の料理は、別名で二重に管理しないことも大切です。同じ料理の訳語を使い、セットの構成説明で必要な違いだけを補います。料理名が似ている商品は、肉の種類、サイズ、味付けなどの違いが外国語版にも残っているか確認してください。注文を受ける場面を想像すると、必要な情報を絞りやすくなります。
翻訳とDTPを組み合わせて、読みやすい紙面にする
メニュー制作では、翻訳文ができた後の配置も重要です。日本語より長くなる説明、外国語の文字に合うフォント、料理写真との位置関係、価格の見つけやすさを確認します。文字を小さくして全部収めるだけでは、店内の照明やスマートフォン画面で読みにくくなる場合があります。
ファーストネット翻訳サービスでは、Adobe InDesign・Illustrator・PhotoshopやWord・Excel・PowerPointなどの文字入れを相談できます。使用ソフト、編集データ、画像、必要なフォント、納品形式を確認し、翻訳とレイアウト作業を見積もりに含めます。印刷、料理撮影、注文システム設定などを必要とする場合は、それぞれ対応範囲を確認してください。
紙とWebで同じ原稿を使っても、表示を別々に確認する
紙面では収まっている説明が、Webメニューではボタンやカードからはみ出すことがあります。QRコード先のメニューなら、言語切り替え、料理カテゴリ、価格、注意書きがスマートフォンで見えるかを確認します。画像として文字を載せる場合は更新しにくくなるため、誰がどのデータを修正するかを先に決めておきましょう。
校正用PDFで料理名と写真が合っているか、複数ページで価格やIDが重複していないか、説明が次の料理の下へ移っていないかを確認します。翻訳文単体が正しくても、紙面の配置で誤った料理に結び付くことがあります。翻訳確認と最終レイアウト確認を分け、印刷や公開の前に店舗が最終版を承認する流れにすると安心です。
【関連記事】
パンフレット・カタログ翻訳の原稿整理とDTPの進め方
メニュー翻訳の料金とプランの考え方
料金は、料理数だけでなく、料理名・説明・注文条件の文字数、翻訳する言語、品質プラン、DTPなどの工程で決まります。「30品のメニュー」でも、各料理名だけを訳す場合と、食材やコース条件まで説明する場合では分量が違います。原稿表と既存メニューを添えて見積もりを依頼すると、必要な範囲を確認しやすくなります。
ファーストネット翻訳サービスの日本語から英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語への翻訳は、スタンダードが日本語1文字10円〜、ハイクオリティが17円〜です。税別で、最低ご請求額は1案件20,000円〜です。その他の言語、専門的な確認、DTPなどは条件により異なるため、すべて同じ単価とは限りません。
計算方法を示す架空例として、日本語3,000文字のメニューを英語に訳す場合、掲載単価で計算するとスタンダード30,000円、ハイクオリティ51,000円が翻訳部分の目安になります。これは確定見積もりではなく、文字入れやレイアウト作業などを含めた総額は原稿確認後にご案内します。短い原稿は単純計算が最低料金を下回る場合があります。
スタンダードは品質とコストのバランスを重視する標準プラン、ハイクオリティは翻訳後のネイティブチェックを含む上位プランです。料理の魅力を自然な表現で伝えたい場合は、読者やブランドの雰囲気も共有してください。ネイティブチェックで食材や厨房の事実が確定するわけではないため、店舗による内容確認は別に行います。
原稿準備から公開、季節メニューの更新まで
一つの原稿表へ必要情報を集める
料理ID、日本語名、説明、食材の案内、価格、提供条件、写真名をまとめ、店長や調理担当者が内容を確認します。翻訳対象の言語、希望納期、紙・Webの用途、DTPの要否、希望する納品形式も指定してください。品切れや変更の可能性が高い料理は、固定メニューと分けて管理すると更新しやすくなります。
訳文と紙面を順に承認する
まず訳文の対応関係と内容を確認し、その後に最終紙面やWeb画面で写真、価格、注記の位置を確認します。内容に関する質問は料理IDでまとめると、複数言語でも同じ商品の確認を共有できます。確認後にレシピや価格が変わった場合は、翻訳済みの原稿と切り分け、変更箇所だけを一覧にして相談してください。
季節商品は前回版との差分を残す
新商品を追加する際は、前回の確定訳と用語表を参考資料として保存します。変更した日本語、削除した商品、価格だけ変えた商品を分けると、必要な翻訳範囲がわかります。複数店舗で共通メニューを使う場合も、店舗限定の条件や取扱商品を区別し、同じ外国語データを無条件で配布しないようにしましょう。
納品後3か月間は、納品範囲内の無料修正に対応します。新しい季節商品、原稿やレシピの変更、文章の追加、別媒体への再構成は別途相談です。紙面の版番号と更新日、Webへ反映した日を記録し、古いメニューの配布停止まで確認すると、店内とオンラインの案内をそろえやすくなります。
更新作業の架空例:ランチと夜のメニューを分ける
次の例は運用方法を説明する架空例です。昼は定食、夜は単品料理を提供する店舗が、英語メニューを作るとします。同じ主菜を使っていても、昼はご飯と小鉢が付き、夜は主菜だけなら、説明を丸ごと流用すると提供内容を誤解される可能性があります。原稿表では料理IDと用途を分け、セットに含む内容を明示して翻訳を依頼します。
完成後は、ランチ担当者がセット条件、夜の担当者が単品の量と追加料金を確認し、厨房の責任者が食材の案内を照合します。来店客から「写真の付け合わせは含まれるか」と聞かれた場合は、日本語の原稿にも不足がないか見直し、必要な説明を確定して外国語版へ反映します。現場で出た質問を記録しておくと、次回の原稿整理に使えます。
季節商品を入れ替えるときは、削除する料理ID、新たに加える料理ID、価格だけを変える料理IDを分けて共有します。紙面の差し替えとQRコード先の更新を同じ日に実施できるかも確認してください。翻訳データ、制作データ、店舗で使う最終版の三つを対応させることで、古い条件が一部の媒体へ残ることを防ぎやすくなります。
メニュー翻訳のよくある質問
Q. 料理名だけの翻訳も相談できますか?
相談できます。料理名だけで内容が伝わるか、短い説明を付けるかを用途に合わせて検討してください。独自の料理は、主な食材や調理法、提供単位を店舗側で整理して共有すると、訳文の確認がしやすくなります。
Q. 英語以外のメニューも作れますか?
44言語・方言の翻訳に対応しています。中国語は簡体字・繁体字の希望などもお知らせください。言語、原稿内容、分量、納品形式を確認して、対応範囲と料金・納期をご案内します。
Q. アレルギーやハラールの表示も翻訳できますか?
店舗が事実と表示の根拠を確認した案内文を翻訳する作業として相談できます。翻訳によって安全性や認証の有無を判定するものではありません。食材、調理環境、注意書きの内容は店舗側で確定してください。
Q. 翻訳文を既存のメニューへ入れてもらえますか?
DTPを相談できます。使用ソフト、編集データ、画像、フォント、希望する納品形式を共有してください。翻訳と文字入れの範囲を確認して見積もりをご案内します。印刷や撮影などの作業は別に対応範囲を確認します。
Q. 少ない料理数なら料金も少額になりますか?
料金は文字数、言語、プラン、付随作業で決まり、最低ご請求額は1案件20,000円〜です。料理数だけでは確定できません。料理名、説明、注文条件を含む原稿一式を共有してください。
Q. 季節メニューの追加や変更はどう依頼しますか?
前回の確定原稿と訳文、今回の追加・変更・削除の一覧を共有してください。納品範囲内の修正は納品後3か月間無料修正の対象ですが、新商品やレシピ変更などによる原稿の追加・変更は別途相談となります。
料理の魅力と注文条件が伝わるメニューをつくる
多言語メニューは、料理名、説明、写真、価格、注文条件を一緒に整えると接客で使いやすくなります。ファーストネットジャパンへご相談の際は、現在のメニューと原稿表、希望言語、紙・Webの用途、公開予定日をお知らせください。内容を確認して、翻訳の2プランと必要なDTPの範囲をご案内します。
翻訳のご相談・お見積もりはこちら
- 1998年創業・官公庁や企業に対応
- 44言語・方言に対応
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