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トピックスBlog

最終更新日:2026年8月24日

IR翻訳とは?英文開示義務化・決算短信・適時開示の英訳ポイント【2026年最新】

専門翻訳

IR翻訳の対応分野と品質基準を表したアイキャッチ画像

この記事の監修者

齊藤 真也

株式会社ファーストネットジャパン 代表取締役

1998年の創業以来、ホームページ制作・翻訳・アプリ開発・Webマーケティングなど幅広いIT/クリエイティブ領域で4,000件超のプロジェクトを統括。
英語・中国語をはじめとする多言語翻訳サービスの提供を通じて、海外展開や多言語対応を進める中小企業の課題解決を27年以上にわたり支援してきた。
翻訳とWeb制作をワンストップで対応できる体制を整え、経済産業省・電通・テレビ朝日など大手企業・官公庁との取引実績も多数。
大阪本社・東京オフィスの2拠点体制で、全国の企業のグローバル対応をサポートしている。

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IR翻訳とは、決算短信・適時開示資料・決算説明資料・有価証券報告書・統合報告書など、企業が株主や投資家に向けて発信する情報を英語をはじめとした外国語へ翻訳する専門分野です。

特に2025年4月からは、東京証券取引所のプライム市場に上場する国内会社を対象に、決算情報・適時開示情報について日本語と同時に英文開示を行うことが義務化されました。そのため、IR担当者には翻訳の正確性だけでなく、決算スケジュールに合わせた納期、過去の英文開示との用語・表記統一、数値や固有名詞の確認まで含めた実務対応が求められています。

この記事では、IR翻訳・IR英訳が必要となる資料、英文開示義務化のポイント、決算短信や適時開示を翻訳する際の注意点、発注前に準備したい情報、翻訳サービスの選び方まで解説します。

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44言語・方言に対応するファーストネット翻訳サービス

  • 1998年創業・官公庁や企業に対応
  • 44言語・方言に対応
  • 2つの品質プランをご用意
  • 納品後3か月無償修正に対応

翻訳からWeb制作・DTPまで対応

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  • 2025年4月から始まった英文開示義務化
  • IR翻訳とは何か・対象となる文書
  • 決算短信・適時開示など文書別の注意点
  • IR翻訳の品質を左右する5つのポイント
  • IR翻訳を発注する前に準備するもの
  • ファーストネット翻訳サービスのIR・金融翻訳
  • 2つの品質プランと発注の流れ

2025年4月からプライム市場で英文開示が義務化

東京証券取引所では、海外投資家に対する情報提供の充実を目的として、2025年4月からプライム市場の上場内国会社に対し、決算情報・適時開示情報の英文開示を義務化しています。

対象となる英文資料は、日本語による開示と同時にTDnetで開示することが基本です。全文による英文開示が望まれる一方、一定の場合には日本語開示の一部または概要を英語で開示することも認められています。

区分 主な文書 英文開示の位置づけ
決算情報 決算短信、四半期決算短信、決算補足説明資料など 英文開示が義務
適時開示情報 業績予想修正、M&A、資本政策などの適時開示資料 英文開示が義務
その他の情報 株主総会招集通知、コーポレート・ガバナンス報告書、有価証券報告書など 英文による同時開示が努力義務

制度の詳細については、日本取引所グループ「TDnetによる英文開示」で最新情報を確認できます。

英文開示の義務化により、IR翻訳は「日本語資料の完成後に英訳する業務」だけではなく、日本語版と英文版を限られた時間内で準備し、内容の整合性を確認しながら公開する業務として重要性が高まっています。

IR翻訳とは|IR英訳が必要になる主な資料

IR(Investor Relations)翻訳は、企業が株主・投資家・アナリストなどに提供する財務情報・経営情報を外国語へ翻訳する業務です。

一般的なビジネス文書と比較して、数値、会計用語、固有名詞、過去の開示資料との整合性を特に重視する必要があります。

文書 主な内容 翻訳時のポイント
決算短信 四半期・通期の業績や財務情報 数値・単位・勘定科目・前年同期比較などの確認
適時開示資料 業績修正、M&A、資本政策など 限られた時間内で重要情報を正確に伝える必要がある
決算説明資料 経営概況、業績分析、今後の見通し 図表・グラフと本文の内容を整合させる
有価証券報告書 事業内容、財務状況、リスク情報など 大量の文書内で用語・表記を統一する
統合報告書・アニュアルレポート 財務・非財務情報、経営戦略、ESGなど 専門用語の正確性と読みやすさの両方が必要
株主総会関連資料 招集通知、議案、事業報告など 固有名詞や議案内容を原文と一致させる

また、企業によってはIRサイト、株主向けニュース、経営方針、ESG・サステナビリティ情報などを継続的に多言語化するケースもあります。

IR翻訳で正確性が特に重要な理由

数値の誤りが投資判断に影響する可能性がある

IR資料には売上高・営業利益・利益率・配当・業績予想など、多くの数値が含まれます。数字そのものだけでなく、千円・百万円などの単位、増減率、前年同期比、プラス・マイナスの方向まで確認することが重要です。

翻訳そのものが正しくても、数字や単位に相違があれば、海外投資家へ誤った情報を伝える原因になります。

会計・財務用語を正しく使い分ける必要がある

IR資料では、一般的な英単語とは異なる会計・財務分野の表現が数多く使用されます。また、日本基準、IFRS、米国会計基準などによって使用される概念や用語が異なる場合があります。

単語単位で置き換えるのではなく、文書の意味や企業が採用している会計基準、過去の開示資料を確認しながら用語を統一することが重要です。

過去の英文開示との一貫性が必要

同じ会社で「営業利益」「中期経営計画」「連結子会社」などの訳語が決算期ごとに変わると、海外投資家にとって読みづらい情報になります。

過去の英文開示資料や社内用語集がある場合は、それらを発注時に共有し、継続して同じ訳語・表記を使用できるようにすることが有効です。

決算短信・適時開示・統合報告書の英訳ポイント

決算短信の英訳

決算短信では、文章以上に数値、勘定科目、会計期間、前年同期との増減などの確認が重要になります。

また、決算短信だけでなく決算説明資料も同時に公開する企業では、両資料で使用する経営指標や主要用語を揃えておくことが重要です。

前年度や前四半期の英文版がある場合は、過去資料も合わせて共有すると表現の統一を進めやすくなります。

適時開示資料の英訳

適時開示は、業績予想の修正、資本政策、組織再編、M&Aなど、投資判断に関係する重要な情報を迅速に開示する資料です。

英文開示では納期が短くなるケースもあるため、原稿完成後に初めて翻訳を手配するのではなく、公開予定日時や原稿確定予定を事前に共有しておくことが重要です。

統合報告書・アニュアルレポートの英訳

統合報告書では財務情報だけでなく、経営戦略、人材、環境、サステナビリティ、ガバナンスなど幅広いテーマを扱います。

会計用語の正確性だけでなく、企業の考え方や経営方針を読み手に分かりやすく伝える文章表現も重要になります。

有価証券報告書の英訳

有価証券報告書は情報量が多く、事業内容・経営方針・リスク・財務諸表など複数の分野を横断します。

長文になるほど、部署名、会社名、製品名、会計用語などの表記揺れが発生しやすいため、過去資料や指定用語を活用した統一が重要です。

IR翻訳の品質を左右する5つのポイント

1. 数値・単位・増減方向を確認する

売上・利益・割合・通貨・単位・前年同期比などを原文と照合します。特に表やグラフを含む資料では、本文だけでなく図表内の数値も確認対象になります。

2. 会計・財務用語を統一する

同じ概念に異なる英訳が使われないよう、企業が採用している会計用語や既存の英文資料を確認します。

3. 固有名詞・指定表記を統一する

会社名、グループ会社名、事業名、製品名、サービス名などは企業が定めている英語表記を使用することが重要です。

4. 日本語原文と英文の情報を一致させる

IR翻訳では、読みやすい英文にすることだけでなく、日本語原文に含まれる重要情報が英文でも同じ意味で伝わることが重要です。

特に決算・適時開示では、数値、日付、固有名詞、事実関係などを重点的に確認します。

5. 公開スケジュールから逆算する

IR資料には公開日時が決まっているものが多いため、翻訳量だけでなく、原稿確定日、確認期間、最終納品日時まで含めてスケジュールを組む必要があります。

短納期になることが予想される場合は、原稿完成前の段階で翻訳会社へ相談しておくと進行しやすくなります。

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IR翻訳を発注する前に準備したいもの

IR翻訳では、翻訳対象の日本語原稿だけを渡すよりも、過去資料や指定表記を共有した方が用語・表記を統一しやすくなります。

準備するもの 目的
翻訳対象の日本語原稿 翻訳量・内容・納期を確認する
過去の英文開示資料 過去の訳語や表記を確認する
用語集・指定訳 会計用語・社内用語を統一する
会社名・製品名などの正式英語表記 固有名詞の表記揺れを防ぐ
公開予定日時 翻訳・確認・納品スケジュールを設定する
希望する納品形式 Word・PowerPoint等、後工程に適した形式を確認する
公開範囲 全文翻訳か、一部・概要の翻訳かを明確にする

特に継続的なIR翻訳では、毎回ゼロから条件を決めるのではなく、過去資料や指定表記を継続して共有することが品質の安定につながります。

IR翻訳サービスを選ぶ際のチェックポイント

IR翻訳の相談先を選ぶ際は、単価だけでなく、次の項目を確認することが重要です。

  • 決算・財務・IR関連資料に対応できるか
  • 数値・固有名詞・専門用語の確認に配慮しているか
  • 過去資料や指定用語を反映できるか
  • 決算発表や適時開示のスケジュールに対応できるか
  • 必要な言語に対応しているか
  • Word・PowerPointなど希望する納品形式を相談できるか
  • DTPやWebサイトへの掲載まで必要な場合にまとめて相談できるか
  • 納品後の修正対応があるか

IR担当者の実務負担を考えると、「翻訳だけを発注できるか」だけではなく、その後の資料制作やWeb掲載まで含めて対応範囲を確認しておくと効率的です。

ファーストネット翻訳サービスのIR・金融翻訳

株式会社ファーストネットジャパンが運営するファーストネット翻訳サービスでは、決算報告書、財務諸表、有価証券報告書、IR関連資料など金融・財務分野の翻訳に対応しています。

1998年の創業以来、翻訳だけでなくWeb制作、システム開発、DTPなどにも取り組んでおり、翻訳したIR資料をWebサイトへ掲載したい場合や、PowerPoint・デザインデータなどのレイアウト調整が必要な場合もまとめてご相談いただけます。

  • 英語・中国語・韓国語をはじめ44言語・方言に対応
  • 通常の品質要件向け「スタンダード」と、より高い品質要求向け「ハイクオリティ」の2プラン
  • 過去資料・指定用語をご提供いただいた場合は、用語や表記の統一に配慮
  • 翻訳からDTP・多言語Web制作までワンストップで相談可能
  • 納品後3か月間は無償修正に対応

金融・財務分野の対応内容は、金融・財務の翻訳サービスをご確認ください。

IR翻訳の2つの品質プラン

ファーストネット翻訳サービスでは、原稿の用途や品質要件に合わせて「スタンダード」と「ハイクオリティ」の2つのプランをご用意しています。

プラン 料金 特徴
スタンダード 日本語1文字10円〜・税別 通常の品質要件に対応する標準プラン
ハイクオリティ 日本語1文字17円〜・税別 より高い品質が求められる案件向け。翻訳後にネイティブチェックを行うダブルチェック体制

IR資料だから一律にハイクオリティが必要というわけではありません。社内確認用資料、公開資料、重要度の高い開示資料など、用途や品質要件によって適したプランは異なります。

決算短信・適時開示・統合報告書など、対外公開する資料でより高い品質要求がある場合は、ハイクオリティプランもご検討ください。

主要16言語は言語ごとに単価が異なります。その他の言語は個別見積もりとなるため、詳細は対応言語・料金案内をご確認ください。

IR翻訳の発注から納品までの流れ

STEP1 原稿を送付 翻訳対象の原稿、対象言語、希望納期をご連絡ください。
STEP2 仕様確認 公開予定、過去資料、指定用語、納品形式などを確認します。
STEP3 お見積もり 文字数・言語・品質要件・納期を確認して料金をご案内します。
STEP4 翻訳 共有いただいた原稿・用語・過去資料などを確認しながら翻訳を進めます。
STEP5 品質確認 数値・固有名詞・用語・表記などを確認します。ハイクオリティでは翻訳後にネイティブチェックを行います。
STEP6 納品・修正対応 ご指定の形式で納品し、納品後3か月間は無償修正に対応します。

決算発表や適時開示など公開日時が決まっている案件では、原稿完成前でもスケジュールが分かる段階でご相談ください。原稿量や希望納期を確認したうえで対応可能なスケジュールをご案内します。

お見積もりは無料です。原稿・対象言語・希望納期をご用意のうえ、お見積もりフォームからお問い合わせください。

よくある質問

Q. IR翻訳はどの言語に対応していますか?

英語・中国語・韓国語をはじめ44言語・方言に対応しています。主要16言語は料金表に単価を掲載しており、その他の言語は原稿内容や分量を確認したうえで個別にお見積もりします。

Q. 決算短信と適時開示資料をまとめて相談できますか?

はい。決算短信、決算説明資料、適時開示資料、統合報告書など、複数のIR関連資料をまとめてご相談いただけます。過去資料や指定用語をご共有いただくことで、文書間の用語・表記の統一にも配慮します。

Q. 2025年4月からすべてのIR資料で英文開示が義務化されたのですか?

いいえ。プライム市場の上場内国会社では、決算情報と適時開示情報について日本語と同時の英文開示が義務化されています。有価証券報告書や株主総会招集通知などその他の情報については、英文による同時開示が努力義務とされています。

Q. IFRSや日本基準などの会計用語にも対応できますか?

会計・財務分野の専門用語にも配慮して翻訳します。企業指定の訳語や過去の英文開示資料がある場合は、事前にご共有いただくことで用語・表記の統一を進めやすくなります。

Q. 短納期の適時開示資料も相談できますか?

ご相談いただけます。対応可否や納期は原稿の内容・分量・対象言語・希望納品日時によって異なるため、公開予定が決まった段階で早めに原稿やスケジュールをご共有ください。

Q. IR翻訳はどの品質プランを選べばよいですか?

通常の品質要件にはスタンダード、より高い品質が求められる案件にはハイクオリティをご用意しています。ハイクオリティでは翻訳後にネイティブチェックを行います。資料の用途や公開範囲を確認したうえで適したプランをご検討ください。

まとめ

IR翻訳では、文章を外国語へ置き換えるだけではなく、数値・単位・会計用語・固有名詞・過去資料との表記統一、日本語原文との情報整合性、公開スケジュールまで確認することが重要です。

特に2025年4月からプライム市場で決算情報・適時開示情報の英文開示が義務化されたことで、決算短信や適時開示資料を日本語と並行して準備する重要性が高まっています。

ファーストネット翻訳サービスでは、英語・中国語・韓国語をはじめ44言語・方言に対応し、スタンダードとハイクオリティの2つの品質プランをご用意しています。IR・財務資料の翻訳からDTP・多言語Web制作までまとめてご相談いただけます。納品後3か月間は無償修正に対応しています。

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  • 2つの品質プランをご用意
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この記事の監修者

齊藤 真也

株式会社ファーストネットジャパン 代表取締役

1998年の創業以来、ホームページ制作・翻訳・アプリ開発・Webマーケティングなど幅広いIT/クリエイティブ領域で4,000件超のプロジェクトを統括。
英語・中国語をはじめとする多言語翻訳サービスの提供を通じて、海外展開や多言語対応を進める中小企業の課題解決を27年以上にわたり支援してきた。
翻訳とWeb制作をワンストップで対応できる体制を整え、経済産業省・電通・テレビ朝日など大手企業・官公庁との取引実績も多数。
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