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最終更新日:2026年8月11日

書籍翻訳・出版翻訳の会社選び|本の翻訳・DTP対応を解説【2026年最新】

翻訳会社

本の翻訳会社

この記事の監修者

齊藤 真也

株式会社ファーストネットジャパン 代表取締役

1998年の創業以来、ホームページ制作・翻訳・アプリ開発・Webマーケティングなど幅広いIT/クリエイティブ領域で4,000件超のプロジェクトを統括。
英語・中国語をはじめとする多言語翻訳サービスの提供を通じて、海外展開や多言語対応を進める中小企業の課題解決を27年以上にわたり支援してきた。
翻訳とWeb制作をワンストップで対応できる体制を整え、経済産業省・電通・テレビ朝日など大手企業・官公庁との取引実績も多数。
大阪本社・東京オフィスの2拠点体制で、全国の企業のグローバル対応をサポートしている。

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書籍翻訳・出版翻訳では、単に文章を別の言語へ置き換えるだけでは十分ではありません。専門用語や文体を統一し、著者の意図をくみ取りながら、読者にとって自然で読みやすい文章へ仕上げる必要があります。

特に出版社や企業・団体が発行する専門書、技術書、社史、周年記念誌、教材などでは、翻訳品質に加えて、用語管理、校正、ページ数の多い原稿の進行管理、DTP・組版まで含めた対応力が重要です。

ファーストネット翻訳サービスでは、英語・中国語・韓国語をはじめ44言語・方言に対応し、その言語を母語とする翻訳者が翻訳を担当します。翻訳だけでなく、InDesignやIllustratorなどを使用したDTPにも対応しているため、原稿の翻訳からレイアウト調整までまとめてご相談いただけます。

この記事では、書籍翻訳・出版翻訳を検討している出版社・企業・団体の担当者に向けて、翻訳会社の選び方、対応できる書籍の種類、DTP、発注準備、翻訳許諾に関する注意点まで解説します。

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書籍翻訳・出版翻訳とは?本の翻訳で求められる品質

「書籍翻訳」「出版翻訳」「本の翻訳」は近い意味で使われますが、案件の目的によって求められる品質や工程が異なります。

書籍翻訳とは

書籍翻訳は、本や冊子としてまとめられた原稿を別の言語へ翻訳する業務全般を指します。一般に販売される書籍だけでなく、企業が発行する専門書、技術資料、社史、周年記念誌、教育教材なども対象になります。

文章量が多いため、翻訳者個人の語学力だけでなく、用語・表記の統一や長期間にわたる品質管理が重要です。

出版翻訳とは

出版翻訳は、主に出版物として読者へ提供することを前提とした翻訳です。原文の意味を正確に伝えるだけでなく、想定読者や媒体に合わせて読みやすい文章へ仕上げる必要があります。

文芸作品だけでなく、ビジネス書、専門書、実用書、教材などでも、文章全体のトーンや表現を統一することが重要になります。

一般的な文書翻訳との違い

数ページ程度の文書翻訳と比較すると、書籍翻訳では原稿量が多く、章をまたいだ用語や表現の統一が求められます。

  • 同じ専門用語を同じ訳語で統一する
  • 著者やブランドに合わせて文章のトーンをそろえる
  • 章ごとの表記揺れを防止する
  • 図表・脚注・参考文献との整合性を確認する
  • DTP後の改行や文字あふれを確認する

このため、大量原稿を管理できる翻訳体制やDTP対応力も翻訳会社選びの重要な判断材料になります。

書籍翻訳・出版翻訳で対応できる主な本・媒体

書籍翻訳というと小説をイメージしやすいですが、企業や団体が発行する専門性の高い媒体も多くあります。

種類 主な内容 翻訳で重視するポイント
専門書・技術書 製造、IT、機械、電子、建築など 専門用語、仕様、数値、単位の正確性
医学・医療関連書籍 医学書、医療従事者向け資料など 医学用語、専門性、表現の正確性
ビジネス書 経営、マーケティング、人材育成など 読みやすさと専門用語のバランス
社史・周年記念誌 企業の沿革、事業紹介、歴史資料など 固有名詞、年表、社内用語の統一
教育教材・研修資料 教科書、副教材、社内教育教材など 対象読者に合わせた表現と用語統一
観光ガイド・地域冊子 自治体、観光施設、文化施設など 固有名詞、文化的背景、読みやすさ
カタログ・冊子 商品紹介、サービス資料、ブランドブックなど 翻訳とデザイン・DTPの整合性

専門性の高い書籍では、語学力だけでなく対象分野への理解も品質に大きく影響します。そのため、発注時には原稿の内容や想定読者を翻訳会社へ伝えることが重要です。

書籍翻訳・出版翻訳の会社を選ぶ5つのポイント

書籍は翻訳する分量が多いため、途中で翻訳会社を変更することが難しい案件です。価格だけで判断せず、次の観点から比較することをおすすめします。

1.書籍の専門分野に対応できるか

医学書、法律関連書籍、技術書、ビジネス書では、それぞれ必要な専門知識が異なります。

専門用語を正しく理解できなければ、一文だけを見ると自然でも、業界では意味が異なる訳語になる可能性があります。発注予定の書籍と近い分野に対応できるかを確認しましょう。

2.その言語を母語とする翻訳者が担当するか

出版を前提とする書籍では、正しい文法だけでなく、その言語を読む人にとって自然な文章であることが重要です。

ファーストネット翻訳サービスでは、その言語を母語とする翻訳者が翻訳を担当します。

3.用語・表記を統一する体制があるか

数万文字から数十万文字になる書籍では、同じ言葉が章ごとに異なる訳語にならないよう管理する必要があります。

商品名、サービス名、人物名、専門用語、固有名詞など、統一すべき言葉がある場合は、用語集や表記ルールを事前に共有すると品質を高めやすくなります。

4.DTP・組版まで相談できるか

翻訳後の文章は、原文と文字数が変化します。英語から日本語、日本語から英語など、言語の組み合わせによって文章量や改行位置が変わるため、元のレイアウトをそのまま利用できるとは限りません。

書籍や冊子として納品する場合は、翻訳だけでなくDTPや組版まで対応できる会社を選ぶと、翻訳とレイアウトの調整を一本化できます。

5.修正対応や納品後のサポートを確認する

書籍翻訳では、校正段階で固有名詞や社内用語、表現方針について修正が発生することがあります。

納品後の修正条件や対応期間についても、発注前に確認しておきましょう。ファーストネット翻訳サービスでは、納品後3か月間の無償修正に対応しています。

書籍翻訳の品質を高めるために発注前に準備するもの

書籍翻訳では、原稿だけを渡すよりも、翻訳者が内容を理解するための資料を一緒に用意したほうが、訳語の統一や修正回数の削減につながります。

原稿データ

翻訳対象を明確にした原稿を準備します。Word、Excel、PowerPointなどの編集可能なデータがある場合は、PDFだけでなく元データも共有すると作業を進めやすくなります。

用語集・表記ルール

すでに社内で使用している訳語がある場合は、翻訳開始前に共有します。

  • 会社名・商品名・ブランド名の正式表記
  • 専門用語の指定訳
  • 過去に使用した翻訳データ
  • 数字・単位・日付の表記ルール
  • 固有名詞のローマ字表記

想定読者と使用目的

同じ文章でも、専門家向けと一般消費者向けでは適切な表現が異なります。「誰が読むのか」「どの国や地域で使うのか」「販売用か社内利用か」といった情報も伝えておきましょう。

レイアウトデータ

書籍・冊子としてレイアウトまで依頼する場合は、InDesignやIllustratorなどの元データ、画像、使用フォントなども確認します。

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ファーストネット翻訳サービス

ファーストネット翻訳サービスでは、書籍翻訳・出版翻訳をはじめ、産業技術、医療、法律・契約、金融・財務、観光など、さまざまな専門分野の翻訳に対応しています。

1998年の創業以来、翻訳だけでなくWeb制作、システム開発、グラフィックデザイン、DTPなどを提供してきたため、文章を翻訳して終わりではなく、その後の媒体制作まで含めてご相談いただけることが特徴です。

ファーストネット翻訳サービスの特徴

  • 英語・中国語・韓国語をはじめ44言語・方言に対応
  • その言語を母語とする翻訳者が担当
  • 専門書・技術書・社史・教材など幅広い分野に対応
  • 翻訳とDTPをまとめて相談可能
  • 大阪・東京の2拠点から全国の案件に対応
  • 納品後3か月間の無償修正に対応

書籍翻訳後のDTP・組版にも対応

書籍翻訳では、翻訳後のレイアウト作業も重要です。日本語と外国語では文字数や単語の長さが異なるため、翻訳すると改行位置やページ内の文字量が変化します。

翻訳会社から受け取った文章を別の制作会社へ渡してDTPを行う方法もありますが、その場合、文字あふれや改行の修正が必要になるたびに複数社とのやり取りが発生します。

ファーストネットジャパンでは翻訳とグラフィック制作の双方に対応しているため、翻訳原稿を実際のレイアウトへ反映する工程までまとめてご相談いただけます。

主な対応ソフトウェア

  • Adobe InDesign
  • Adobe Illustrator
  • Adobe Photoshop
  • Microsoft Word
  • Microsoft PowerPoint

書籍、冊子、会社案内、カタログなど、元データの形式や最終的な納品形態に合わせて対応内容をご相談いただけます。

【関連記事】
DTP・パンフレット・カタログの翻訳について詳しく見る

書籍翻訳の対応言語と料金

ファーストネット翻訳サービスでは、英語・中国語・韓国語をはじめ44言語・方言に対応しています。

主要16言語については翻訳料金を掲載しており、その他の言語・方言については原稿内容を確認したうえで個別にお見積もりします。

対応範囲 英語・中国語・韓国語をはじめ44言語・方言
エコノミー 日本語1文字あたり8円~・税別
スタンダード 日本語1文字あたり10円~・税別
ハイクオリティ 日本語1文字あたり17円~・税別
その他の言語・方言 個別見積もり

実際の料金は、翻訳する言語、翻訳方向、原稿量、専門性、納期、DTPの有無などによって異なります。

対応言語と翻訳料金を見る

書籍翻訳・出版翻訳の発注から納品までの流れ

ページ数の多い書籍では、翻訳開始前の確認が重要です。一般的には次の流れで進めます。

1.原稿を準備する

翻訳対象となる原稿、言語、希望納期、使用目的などを整理します。元データがある場合はあわせて準備します。

2.翻訳会社へ相談する

原稿を確認したうえで、翻訳する分量、専門分野、必要な工程を整理します。DTPが必要な場合は、この段階で相談しておくとスムーズです。

3.翻訳・確認を進める

その言語を母語とする翻訳者が翻訳を行います。長文案件では、事前に決めた用語集や表記ルールを確認しながら進めます。

4.DTP・レイアウトへ反映する

必要に応じて、翻訳した文章をInDesignやIllustratorなどのデータへ反映します。文章量の変化に合わせて改行や文字サイズ、レイアウトなどを調整します。

5.確認・納品

翻訳内容やレイアウトを確認して納品します。ファーストネット翻訳サービスでは、納品後3か月間の無償修正にも対応しています。

書籍翻訳の納期を考えるときのポイント

本1冊の翻訳期間を「何週間」と一律に決めることはできません。書籍によって文字数、専門性、翻訳言語、確認工程が大きく異なるためです。

特に納期に影響しやすいのは次の要素です。

  • 翻訳する総文字数
  • 専門用語の多さ
  • 対象言語
  • 用語集作成の有無
  • 校正・確認工程
  • DTP・組版の有無
  • 修正や確認に必要な期間

発売日や公開日が決まっている場合は、最終納品日だけでなく、初稿確認・修正・DTP・校正の期間も含めて逆算してスケジュールを組むことが重要です。

出版する書籍を翻訳するときは著作権・翻訳許諾を確認する

第三者が著作権を持つ書籍を翻訳して出版する場合は、翻訳作業を始める前に、必要な権利処理や許諾について確認する必要があります。

文化庁の著作権に関する解説でも、原作を翻訳して二次的著作物を作成する場合、原著作者側から翻訳についての許諾を得る必要があることが説明されています。

文化庁「著作権解説集」の二次的著作物に関する説明

実際に誰から許諾を得る必要があるか、翻訳物の権利をどのように扱うかは、原著作物の権利状況や出版契約などによって異なります。商業出版を予定している場合は、出版社や権利者、必要に応じて著作権に詳しい専門家へ確認してください。

なお、翻訳会社へ翻訳を発注することと、原著作物の翻訳・出版許諾を取得することは別の手続きです。発注前に権利関係を整理しておくとスムーズです。

よくある質問

Q. 書籍翻訳と出版翻訳の違いは何ですか?

書籍翻訳は、専門書、技術書、社史、教材などを含む本や冊子全般の翻訳を指します。出版翻訳は、主に読者への出版・公開を前提とした翻訳を指す言葉として使われます。実際の発注では名称よりも、書籍の分野、想定読者、使用目的を翻訳会社へ伝えることが重要です。

Q. 本1冊の翻訳にはどれくらいの期間がかかりますか?

文字数、専門性、翻訳する言語、校正工程、DTPの有無によって異なるため、一律には決められません。発売日や公開日が決まっている場合は、原稿確認、翻訳、修正、DTP、最終確認まで含めてスケジュールを組むことをおすすめします。

Q. 書籍翻訳の料金はどのように決まりますか?

主に原稿量、言語、翻訳方向、専門性、納期、DTPの有無などによって決まります。ファーストネット翻訳サービスでは、主要16言語について料金を掲載しており、その他の言語・方言は個別にお見積もりしています。

Q. 翻訳後のDTPや組版も依頼できますか?

はい。ファーストネット翻訳サービスでは翻訳だけでなく、InDesign、Illustrator、Photoshopなどを使用したDTPにも対応しています。翻訳後の文字量に合わせたレイアウト調整までまとめてご相談いただけます。

Q. 海外の書籍を翻訳して出版する場合、著作権者の許諾は必要ですか?

第三者が著作権を持つ著作物を翻訳して出版する場合は、原則として翻訳に関する許諾などの権利処理を確認する必要があります。権利の状況や出版契約によって必要な手続きが異なるため、出版社や権利者、必要に応じて専門家へ確認してください。

Q. 書籍翻訳を発注するときに何を準備すればよいですか?

翻訳対象の原稿、翻訳する言語、希望納期、使用目的、想定読者を準備してください。あわせて、用語集、過去の翻訳データ、固有名詞の表記ルール、InDesignなどのレイアウトデータがある場合は共有すると、翻訳品質や作業効率を高めやすくなります。

書籍翻訳・出版翻訳のまとめ

書籍翻訳・出版翻訳では、翻訳者の語学力だけでなく、専門分野への理解、長文での用語統一、校正、進行管理、DTP・組版まで含めた対応力が重要です。

特に企業や出版社が専門書、技術書、社史、周年記念誌、教材などを翻訳する場合は、翻訳後の媒体制作まで見据えて発注先を選ぶことで、複数社とのやり取りや修正負担を減らしやすくなります。

ファーストネット翻訳サービスでは、英語・中国語・韓国語をはじめ44言語・方言に対応し、その言語を母語とする翻訳者が担当します。翻訳だけでなくDTPやWeb制作なども行っているため、書籍・冊子の翻訳からレイアウト調整までまとめてご相談いただけます。

原稿量や使用目的、希望納期が決まっている場合は、お見積もりフォームから原稿をお送りください。内容を確認したうえで対応方法をご案内します。

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この記事の監修者

齊藤 真也

株式会社ファーストネットジャパン 代表取締役

1998年の創業以来、ホームページ制作・翻訳・アプリ開発・Webマーケティングなど幅広いIT/クリエイティブ領域で4,000件超のプロジェクトを統括。
英語・中国語をはじめとする多言語翻訳サービスの提供を通じて、海外展開や多言語対応を進める中小企業の課題解決を27年以上にわたり支援してきた。
翻訳とWeb制作をワンストップで対応できる体制を整え、経済産業省・電通・テレビ朝日など大手企業・官公庁との取引実績も多数。
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